藤沢の法律事務所の相続コラム45

2020/06/10
ロゴ

藤沢かわせみ法律事務所です。

今回は、「遺産分割協議を行わないでいようとしているケース」についご説明させて頂きます。

 

〔相談内容〕

親が死亡し、相続が発生しました。相続人は、私のほかに妹がいます。兄妹間の仲は良好で、お互い実家の近くに住んでいることもあり、二人で協力して無事に葬儀も行うことができました。遺言書がなかったので、妹と相続のことを話しましたが、「相続のことが原因でギスギスしても嫌だね。」ということになり、具体的な話はしていません。また、過去に相続を経験した知人に聞いた話では、相続の手続きは煩雑なようです。そのため、親の相続については、今すぐに動かなくてもいいのではないかと思っています、

このように遺産分割協議を行わないでおいて問題は発生しないのでしょうか。

なお、実家は親の持家で、現在は誰も住んでいません。私の子供が大きくなったら、私が住んでいる家を子供に譲って、将来、私が実家で生活したいと考えています。

 

〔コメント〕

まず、相続放棄の申立てや相続税の申告は定められた期間内に行わなければなりません。そのため、相続財産の調査は行っておいた方が良いように思います。

次に、将来、ご実家を取得したいというご希望がおありのようです。詳しい事情はわかりませんが、他の相続人も同じようなことを考えているかもしれません。また、今の世代(子供の世代)で遺産分割協議を棚上げにしていると、次の世代(孫の世代)で紛争が発生してしまうこともあります。良好な兄弟関係を壊してしまいたくないというお気持ちはわかりますが遺産分割協議を行うことで必ずトラブルが発生してしまうわけではありません。遺産分割協議を円満に解決したいという気持ちは弁護士も同じです。また、ご依頼いただければ、遺産分割協議書のみを作成することも可能です。

まずはお気軽の弁護士にご相談ください。