藤沢の法律事務所の相続コラム58

2020/06/26
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藤沢かわせみ法律事務所です。

今回は、「現地調査の重要性」について、ご説明をさせて頂きます。

 

遺産分割交渉や遺産分割調停等の代理人に就任した場合、相続人の調査、遺産の調査、他の当事者との交渉、裁判所への出頭を行うことは当然ですが、相続財産の中に不動産が含まれている場合には、可能な限り、現地を見に行くようにしています。ただ、現地があまりにも遠方で、現地調査のためだけに、ご依頼者に多大な交通費をご負担いただく場合には、要相談ということにしています。

 

現金・預貯金であっても、不動産であっても、最終的には金銭的な価値に引き直して遺産分割交渉等を行うため、現地調査が絶対的に必要かどうかについては分かりません。ただし、現地調査に行かなければわからないことも多くあります。

 

たとえば、相続財産の中にアパート等の収益不動産があり、その不動産を相続人の一人が管理していたとします。建物である以上、時間の経過とともに改修や補修が必要となります。他の相続人と連絡を取ることができず、遺産分割が成立する前に改修や補修が必要となり、実際に改修や補修を行った場合、他の相続人から「本当に必要な改修や補修だったのか?」という疑問を投げかけられることがあります。相続発生後の遺産の管理費用は、相続人全員の同意があれば遺産分割の中で清算することが可能です。紛争の一回的解決という側面からは、相続発生後の賃料や管理費用に関しても、遺産分割の中で清算することが多いように思います。

 

このような場合、現地調査を行っていれば、大抵の場合、写真も撮影していますので、写真とともに、改修や補修の必要性を説明することができます。また、現地調査を行って以降の改修や補修に関しては、ご依頼者に、改修前の写真を撮影していただくようお願いしています。

 

藤沢市、鎌倉市、茅ヶ崎市近郊で、相続に関してお困りでしたら弁護士松永大希(藤沢かわせみ法律事務所)までご連絡下さい。

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